シングルマザーが離婚後の嫌がらせとして被害を受けることが多いリーガルハラスメント(リガハラ)を解説

この記事はシングルマザーが離婚後の嫌がらせとして被害を受けることが多い「リーガルハラスメント」についての解説記事になります。この記事を読むことで最近増加しているリーガルハラスメントの被害例を学ぶことができます。

リーガルハラスメント(リガハラ)とは?

リーガルハラスメントとは司法の力を悪用して、様々な法規を持ち出して相手を攻撃したり、制限を加えたりして相手を苦しめることを言います。

つまり、司法手続きを使った嫌がらせです。

リーガルハラスメント(リガハラ)を動画で学ぶ

リーガルハラスメントの具体例

日本では数年前から家裁でリーガルハラスメントの現象が見受けられるようになりました。

具体的にはDVをやモラハラ起こすタイプの元夫から離婚や別居の後に嫌がらせとして発生するケースが多いです。元夫が離婚後に親権を巡り、何度も元妻に対して調停や審判を申し立てて法的紛争に引きずり込むことで精神や経済的な苦痛を与えるのが目的です。

元夫からのリーガルハラスメント(リガハラ)で利用されやすい法的制度

  • ・子の引渡し審判
  • ・監護者指定審判
  • ・離婚調停
  • ・離婚訴訟
  • ・子どもの面会交流審判

リーガルハラスメント(リガハラ)の問題点

リーガルハラスメントは現状だとハラスメントを行う側に資金や時間がある限り止める方法はありません。相手の時間や労力を奪い、生活や労働時間を妨害して破綻するまで、時には破綻した後もハラスメントが続くこともあります。シングルマザーのように育児と仕事に追われて経済的、体力的にも余裕がない中で係争に巻き込まれれば為す術もありません。

イギリスのDV法改正ではリーガルハラスメント禁止令が追加される動きもあり、日本でも導入されることが望まれます。

この記事を書いた人(著者情報)

片山定春

法律ビッグバン編集長。昭和生まれの30代でWebディレクター。法律に関するニュースと知識を吸収しつつ、法律ビッグバンを有名なWebメディアサイトに成長させつ為に日々勉強中。

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