クラウドファンディングで集めたお金を目的以外に使用すると詐欺罪で逮捕されることの解説

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今回の記事はクラウドファンディングで集めたお金を目的以外に使用すると詐欺罪で逮捕されることについての解説記事になります。この記事を読むことでクラウドファンディングの詐欺について学ぶことができます。

クラウドファンディングの認知度が日々高まると同時に嘘をついて資金を調達する「クラウドファンディング詐欺」が増加しています。クラウドファンディングの仲介業者の登場により、誰でも気軽に資金調達ができるようになりましたが犯罪目的での利用は絶対にやめましょう。

クラウドファンディングの詐欺について動画で学ぶ

クラウドファンディングとは

クラウドファンディングは、群衆 と資金調達 を組み合わせた造語である。多数の人による少額の資金が他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを意味する。購入型CFと呼ばれる種類でCFサイトを通じて支援者から資金を募り、お礼に商品やサービスを返す仕組み。

クラウドファンディングでの詐欺事例

既に他界している飼い犬が闘病中だと嘘をつき、治療費名目で支援金をだまし取ろうとしたとして2022年4月に26歳の女が有罪判決を受けました。

詐欺未遂容疑で逮捕されて起訴。「金目当てに支援者の犬を思う心情を逆手に取った悪質な犯行」として懲役1年6月、執行猶予3年を言い渡されました。

クラウドファンディングでよく見かける詐欺の手口

クラウドファンディングでよく見かける詐欺の手口をご紹介します。

リターン商品が送られてこない

一番良く見かけるのはこのパターンでになります。多くのプロジェクトは資金が集まってから商品が製造されるのでリターンが届かないまま起案者と連絡が取れなくなるケースが相次いでいます。

支援金が別の用途に使われる

寄付型のクラウドファンディングで特に多いです。災害や難病の子どもたちを支援する名目で支援金を募り、起案者が私的に支援金を流用してしまうケースです。

プロジェクトと違う商品が届く

商品は届いたがプロジェクトページに記載されていない別の商品が届けられるケースも多いです。

プロジェクトの一方的な中止

目標金額を達成したものの起案者都合で一方的に中止となりケースもあります。起案者側が支援金を持ち逃げしてしまうケースがほとんどです。

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この記事を書いた人(著者情報)

片山定春

法律ビッグバン編集長。昭和生まれの30代でWebディレクター。法律に関するニュースと知識を吸収しつつ、法律ビッグバンを有名なWebメディアサイトに成長させつ為に日々勉強中。

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