大学入学共通テスト流出に関与の19歳受験生の女が香川県警に出頭した事件について解説

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今回は大学入学共通テストに関する法律の記事になります

要約すると

1月15日に行われた大学入学共通テストの「世界史B」の問題用紙の画像が試験中に流出した疑惑で、受験生とみられる女(19)が香川県警に出頭した

この記事を読んで学べる法律知識

この記事を読むことで 偽計業務妨害罪(ぎけいぎょうむぼうがいざい)について学ぶ事ができます。

大学入学共通テストに関するまとめ

今月15日、世界史Bの試験中に問題用紙を写した画像がスカイプで大学生らに送られ、共通テストの問題と知らされずに時間内に解答を返信していた疑いが判明。大学入試センターから通報を受けて警視庁が同センターの業務を妨害したとする偽計業務妨害容疑を視野に捜査を開始していた。

大学入学共通テストに関するみんなの反応

大学生に問題を送った人物と受験生は別人の可能性が高いし、不正に解答を得た受験生は複数いる可能性もある。全員漏れなく捕まえてほしい。

大々的なニュースになって怖くなって自首か。しっかりと償っていただきたいものです。

名前などは伏せられるだろうけど手口や共犯の有無については出来る限り公表して欲しい。それが、今後の歯止めにもなると思う。

共通テスト流出関与が疑われる人物が出頭したという事ですが、組織的な犯罪でないことを願っています。

出頭と聞いて安心しました。仮に、このまま出頭しなかった場合、偽計業務妨害などで未成年だったとしても逮捕される可能性もあったからです。そもそも、カンニングや替え玉受験など入試不正は、労力に見合う犯罪ではありません。仮に、不正により合格しても、入学後に判明すると、合格取り消し・除籍となります。これは入学直後であっても、卒業間近でも同じです。卒業後に判明した場合でも、同様で、しかも就職していた場合、解雇となるか、自主退職を迫られます。しかも、社会人であれば実名で報道されるでしょうし、それだけダメージも大きくなります。

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この記事を書いた人(著者情報)

片山定春

法律ビッグバン編集長。昭和生まれの30代でWebディレクター。法律に関するニュースと知識を吸収しつつ、法律ビッグバンを有名なWebメディアサイトに成長させつ為に日々勉強中。

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