大学入学共通テスト問題で不正行為。試験中にSNSで流出か…画像受け取った東大生2人が解答返信した件について解説

0コメント

今回は大学入学共通テストに関する法律の記事になります

今月15日に実施された大学入学共通テストの世界史Bの問題が試験時間中に流出していた疑いがある。

要約すると

問題を写した画像を受け取った複数の大学生が、送信者へSNSで解答を送り返しており、大学入試センターは不正行為が行われた可能性があるとみて警視庁に相談している。問題の画像を受け取ったのが東京大学の学生。

この記事を読んで学べる法律知識

この記事を読むことで偽計業務妨害罪(ぎけいぎょうむぼうがいざい)について学ぶ事ができます。

大学入学共通テストに関するまとめ

共通テストの問題はスマホなどでの撮影が禁じられている。問題冊子は、試験終了後に持ち帰れるが、試験中は途中退席でも持ち出せない。この東京大学の学生は「問題を解き、解答を送った時は共通テストの問題だとは思わなかった」と話した。不審に思った学生はその後、大学入試センターに届け出た。

大学入学共通テストに関するみんなの反応

共通テスト問題が試験中にSNSで流出して東大生2人が解答返信したそうですが…いまや学校の定期試験でも、スマートウォッチなどを利用した不正行為が増えてきています。さらに今後はウェアラブル端末が普及することを考えると『重要な試験は電波を遮断した部屋で行う』などの対策が必要かもしれません。

試験中に問題を流出させる場合、「不正行為」にあたるだけでなく、犯罪になってしまうこともあります。例えば、問題をこっそり漏洩させることにより、大学入試センターの監督業務などを妨害したとして、偽計業務妨害罪が成立する可能性があります。試験は公平公正になされなければいけないものです。受験のプレッシャーから、追い詰められてしまうことはあるかもしれませんが、不正行為は、受験生一人一人の努力を踏みにじる行為だということを忘れず、自分の実力で戦うことが大切です。

不正を行った人を特定して失格にすると共に、翌年以降の受験も禁止で。他のまじめに取り組んでる受験生が損をしないように、徹底的に調査してほしい。

スカイプを使った場合、送信者は特定できないのだろうか。心配なのは、他にもこのような手を使った不正行為が行われている可能性があることだ。

信じられないくらい難化するわ、流出するわ、踏んだり蹴ったりだな。東大生も本当にわからなかったのかな?今月末の試験、携帯取り上げになるのかな?

家庭教師紹介サイトの登録情報と、「世界史Bの高得点者」という条件から、容疑者を特定できると思う。監視の目を、かいくぐった手口もいずれ明らかになると思う。

近年は、スマホがらみの大学入試不正が増えています。 過去にも、大学入試問題が試験実施の最中にYahoo!知恵袋に投稿され、第三者がそれに回答したという事例があります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PR

この記事を書いた人(著者情報)

片山定春

法律ビッグバン編集長。昭和生まれの30代でWebディレクター。法律に関するニュースと知識を吸収しつつ、法律ビッグバンを有名なWebメディアサイトに成長させつ為に日々勉強中。

著者画像