トンネルや地下鉄工事(坑内労働)で妊娠中の女性や18歳未満の未成年が働くことは法律で禁止されていることを解説

この記事はトンネルや地下鉄工事(坑内労働)で妊娠中の女性や18歳未満の未成年が働くことは法律で禁止されていることの解説記事になります。この記事を読むことで坑内労働の法律について知ることができます。

トンネルや地下鉄工事(坑内労働)で労働が禁止されている対象者について動画で学ぶ

トンネルや地下鉄工事(坑内労働)で労働が禁止されている対象者

トンネルや地下鉄工事で妊娠中の女性や18歳未満の未成年が働くことは法律で禁止されています。危険な環境であり、粉じんなどを吸い込むことは胎児や発育過程の年少者にとって健康への影響が強いから禁止しているようです。

そして驚くことに、少し前までは妊娠中じゃなくても全ての女性が法的にトンネル工事の労働は禁止されていました。1947年に制定された労働基準法は64条2項で女性をトンネルや鉱山など地下にある工事現場で働かせることを禁止していました。

これは、かつて多くの女性が炭鉱で働いていた時代に劣悪な労働環境から母体を保護する為につくられた法律です。優秀な女性技術者がたくさんいる昨今においては、「女性」だからという理由でトンネルや地下鉄工事に従事できないなんておかしな話ですね。

この記事を書いた人(著者情報)

片山定春

法律ビッグバン編集長。昭和生まれの30代でWebディレクター。法律に関するニュースと知識を吸収しつつ、法律ビッグバンを有名なWebメディアサイトに成長させつ為に日々勉強中。

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