この記事では日本の競馬界で発生した事件や犯罪や違法行為をまとめてご紹介します。日本の競馬は中央競馬と呼ばれ、日本中央競馬会(JRA)が主催しています。競馬は公営ギャンブルなので不正に関しては驚くほど罰則が厳しいですね。
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日本の競馬界で昭和から令和にかけて発生した事件や犯罪違法行為のまとめ動画
山岡事件
1965年に発生した中央競馬史上最大と言われる競馬法違反事件。暴力団構成員が中央競馬の騎手を抱き込んで八百長行為を仕組んでいたという自白から発覚した。
笠松競馬八百長事件
1975年に暴力団や騎手らによる覚醒剤が絡んだ八百長事件が発生。騎手11人、厩務員や馬主ら8人が逮捕。不祥事が原因で笠松競馬レースが中止になったのは初だった。
イソノルーブル落鉄事件
1991年の桜花賞で1番人気イソノルーブルの蹄鉄打ち直し失敗を観客に伝えず出走し敗北。馬券購入者が日本中央競馬会に損害賠償を請求する民事訴訟を提起する事態に。
キタシバスペイン事件
1992年に京都競馬場のレースでキタシバスペインが1着となったが、レース後のドーピング検査で禁止薬物カフェインを検出。馬主、管理調教師などが競馬法違反で逮捕された。
サンエイサンキュー事件
1992年に過酷なローテーションで故障発症したサンエイサンキューを巡る田原騎手とサンケイスポーツとのトラブル。サンスポの不誠実な動きが問題となり騒動になった。
シンコウシングラー事件
1999年に中央競馬でシンコウシングラーがレース後に検量問題で日本中央競馬会競馬施行規程違反により失格。レース前の検量時と比較して1.7キロの不足があった。
ばんえい競馬暴行事件
2012年にばんえい競馬で騎手同士の暴行傷害事件が発覚。騎手の1人はあごの骨を折った。不適切な飲酒など内部ルールの形骸化が露呈し、騎手2人が逮捕された。
笠松競馬馬券不正購入事件
2020年に笠松競馬の調教師と騎手の計4人が共謀して競馬法で禁じられる馬券を購入をして競馬法違反容疑で書類送検となった。
馬に足蹴り動物虐待騒動
2021年にばんえい競馬の騎手らが出走馬の顔を数回蹴る事件が発生。動物愛護団体から告発を受け、騎手は動物愛護法違反容疑で書類送検となった。
持続化給付金不正受給事件
2021年に日本中央競馬会の騎手、調教師、調教助手ら165人が持続化給付金を不正受給。総額は1億円以上にのぼった。163人は受給は不適切だったと認めて返還した。